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17冊目読了

Le Dévouement du suspect X(容疑者Xの献身)を読み終わりました。かなり面白く、特に最後の数十ページは夢中になって読みました。しかし不満も残りました。以下は小説の内容に触れるので、これからこの小説を読む予定のある方は飛ばして下さい。

一番残念だったのは、主人公石神がなぜそこまで花岡親子に献身したのか、という動機の部分です。「数学の研究に専念できない人生に意味を見出せず、死のうとしていたところに親子が引っ越してきた。二人の目を見て、初めて数学以外の美しいものを見出した。そして生きる意欲が沸いてきた」という説明はあります。しかし石神は文中に登場する孤独なホームレス達とは違い、私立高校の数学教師という定職と住まいを持っています。生徒や同僚の教師達と普通の社会生活を送っています。そこには当然ながら異性もいることでしょう。また石神は大学で数学を研究する道こそ断たれたものの、学校の仕事を終えた後はアパートで自分の研究に没頭しています。

なぜ自殺を志すほどに石神が現在の生活を空虚に感じたのか、という部分の説明が不十分で、またそれまで日々接していたであろう女生徒や女性教員に全く関心を持たなかった石神が、偶然隣に引っ越してきた花岡親子にはなぜそれほど惹かれたのかの説明もありません。なぜ石神が花岡親子のために殺人まで犯したのか、その核心部分がどうしても完全には納得できないのです。

また細かいことですが、最後に花岡康子の娘美里が手首を切って自殺を図るという部分があります。しかしその後彼女がどうなったのか、またそもそもなぜ自殺を図ったかの説明はありません。

というわけでこの本には欲求不満が残りましたが、また機会があったら東野圭吾の別の作品を読んでみたいと思います。


Et apres.jpg

さて18冊目はGuillaume MussoのEt aprèsです。シンガポールに行った時にオーチャードロードの紀伊国屋へ行きました。三越の中にある非常に広い店舗で、フランス語の本のコーナーもかなり充実しています。そこでたまたまMussoの新作を手に取ったところ「Et aprèsでデビューしたベストセラー作家」という説明がありました。それがなんとなく記憶に残っていたので、日本に帰ってから自分の本棚にまさにその本があるのを見てビックリしました。5月ごろに白金台のブックオフで買った数冊のなかの一冊ですが、自分がこの本を買ったことをすっかり忘れていました。

ネットで調べたところによると、Et aprèsはフランス国内で100万部を超える大べスセラーになり、世界23カ国語に翻訳され映画化もされているそうです。読むのが楽しみです。


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フランス語36

その後のフランス語ですが、日々細切れ時間(通勤時間等)を利用して読んでいます。今は17冊目の Le Dévouement du suspect X(容疑者Xの献身)を読み始めたところです。東野圭吾の小説を読むのは初めてなのですが、大ベストセラー作家ですからきっと面白いでしょう。楽しみです。

1. Le petit prince 11 (77)
2. Anges et démons 620
3. Chasses à l'homme 439
4. Déluge 170
5. Le symbole perdu 595
6. La shute de John R. 309
7. Une traque impitoyable 351
8. Carte Blanche 451
9. Masque de Troie 215 (452)
10. Anges et démons 620(再読)
11. Les Noels Blancs 76 (455)
12. Oscar et la dame rose 100
13. L'énigme des Blancs-Manteaux 420
14. Une Peine D'Exception 360
15. Forteresse Digitale 155 (506)
16. Bobby Fischer et Sherlock Holmes 78
17. Le Dévouement du suspect X 37

トータル5007ページ読了


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14冊目。コーンウェルの作品は何冊か読んだことがあるのですが、この作品は今一つと感じました。


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15冊目。英語で読んだことがあります。シンガポール滞在中に読んだので途中で終わってしまっています。


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16冊目。昨年パリでベテランオセラーのJacques Ovionさんに貰った本。Michel AlenconというのはOvionさんのペンネームだそうです。チェスやオセロのことが書いてあって面白かったです。


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17冊目「容疑者Xの献身」の仏訳。


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