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パリオープン9

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今日(30日)は日本帰国の日です。11時半頃にホテルをチェックアウトし、最寄駅のCambronneに向かいました。切符売り場の駅員さんにフランス語で「シャルル・ド・ゴール空港まで4人分の切符をお願いします」と言ったところ、「あなたはフランス語を上手に話しますね!」と褒められました。しかし英語で褒められたのが微妙なところです(苦笑)。この他の場面でも、こちらがフランス語で話しかけているのにもかかわらず英語で返されることが多々ありました。悪く解釈すれば「あなたのフランス語は未熟だから英語で話しましょう」ということですが、とりあえず「外国人と話す場合は英語、という普段の癖が咄嗟に出ただけ」とポジティブに解釈することにしました。事実この駅員さんは重い荷物を持つ私たちの代わりに切符を改札機に通してくれるなど、とても親切な方でした。

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シャルル・ド・ゴール空港に到着。電車で約40分、9.5ユーロです。チェックインカウンターの女性担当者は、私が「Bonjour!」を声をかけた後は全部フランス語で対応してくれました。これこそ私の求めていた態度です!!

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7時間ほどの飛行ののちにアラブ首長国連邦のドバイに到着。この空港はとても大きく豪華で有名ブランドショップが沢山入っています。

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電化製品の店では三屋五段がコンピューターコーナーで釘づけに。アイパッドよりも小さくスマートフォンよりは少し大きいタブレット端末を熱心に見ています。Merlinという日本では聞いたことのないアラブ首長国連邦のメーカーの製品で、値段は約9700円。「日本でこのタイプのタブレット端末を買うと2万円はします」という三屋五段は、「すごく良い買い物ですよ。もし使ってから気に入らなかったら私が買い取ってあげますから」という堀内五段の言葉にも後押しされて購入を決意。今回利用したエミレーツ航空は機体も新しくサービスも良く、機内食もとても美味しいのに航空券が安いと良いことづくめでした。それと同じ国の最大のメーカーということですから、きっと良い買い物に違いないと私も思いました。

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飛行機の中ではあまりオセロを打たずもっぱら映画を見ていました。まずはThe Expatriate(国外追放者)。元CIAのエージェントがベルギーで大企業の不法業務に巻き込まれて命を狙われるアクション映画です。言語はフランス語を選択。聴き取れない部分を聴きなおしたりしながら見たので随分時間がかかりましたが、主演のAaron Eckhartがカッコよく最高に面白い映画でした。Aaronを追う捜査官を演じたOlga Kurylenko(007慰めの報酬でボンドガールを演じていました)もとても良かったです。

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次はOlumpus Has Fallen(オリンポス陥落)。オリンポスとは米ホワイトハウスのことです。米大統領役がまたしてもAaron Eckhart。これはホワイトハウスが北朝鮮のテロリストの攻撃によって制圧されるという奇想天外なストーリーなのですが、テロリストたちの人数、武器の量が圧倒的で、確かにこれだけの物量攻撃を受けたらいかにホワイトハウスといえども防御は無理かな、と思わせます。アメリカ軍およびホワイトハウスの警備隊が次々と倒れる様は衝撃的でした。

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次はJason Statham主演のParker。天才的な泥棒Parkerの活躍を描くアクション映画で、これも面白かったです。パリ時間ではとっくに深夜を過ぎて朝になっているような時間だったのですが、映画が面白くてあまり眠くなりませんでした。

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31日の午後5時過ぎに無事に成田空港に到着。実に充実して楽しい海外遠征でした。次回の投稿では、この旅にかかった費用を書くつもりです。





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王座戦(棋譜)

今日は海外遠征から帰国した翌日というかなりハードなスケジュールでしたが、集中して打つことができました。簡単なコメント付きで棋譜を御紹介します。


1回戦
●大野友弘 Ohno Tomohiro
○村上 健 Murakami Takeshi
序盤から白少し有利に。39は横石の返し忘れ。大野七段が嘆きます。以下無難に偶数理論で勝てたのですが、思ったよりも差がつきませんでした。終盤で石損している気がします。



2回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○岩田浩幸 Iwata Hiroyuki
序盤から黒がかなり優勢になったと感じたのですが、32以降が岩田五段の驚異の粘り。43を打ったあたりでは逆転されたと思っていました。実質的な敗着は次の白44。ここは白h8→黒g8で黒d2を消してから白a3が正解。これなら僅か黒4石勝ちの形勢で、逆転のチャンスが十分にありました。



3回戦
●福永小鉢 Fukunaga Kobachi
○村上 健 Murakami Takeshi
中盤はお互いに自分が有利だと思っていたようです。35が悪手。ここは平凡なg4や非凡なg7!で黒勝ちの形勢。終盤は微妙ながらも終始白が少しリードしていたようです。55は秒読みの中黒が返し間違いをしてしまい、以下は白の勝って打ちです。



4回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○末國 誠 Suekuni Makoto
この試合は35が致命的な悪手でした。ここはf2が正解。以下白e8なら黒b7があります。白e8以外なら黒にはe8が残って互角の形勢でした。36以下は偶数理論をキープして白の圧勝となりました。



5回戦
●冨永健太 Tominaga Kenta
○村上 健 Murakami Takeshi
下辺を取らされてかなり白の危ない形ですが、偶数理論のおかげで白やや良し形勢のようです。44を打つ時に勝ちを数えました。



6回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
長野泰志 Nagano Yasushi
33は先月の品川シーサイドオープンで高梨世界チャンピオン宮崎全日本チャンピオン相手に打った手です。それを真似させてもらいました。いか黒良しで進んだのですが、45が悪手。ここは黒b7→白a8→黒b8→白d1→黒g2!が実に上手い展開で、これなら白にg8を打たせた後に黒h8→h7の連打があって簡明でした。43→44の交換を入れてしまったせいで50の次に黒はg2に打つことができません(打つと白h1→g1の連打)。以下は双方最善で引き分け。

大野七段、岩田五段、福永三段、冨永八段と強豪に勝つことができたのは良かったのですが、最近よく勝っていた末國九段にあっさり負けてしまったのが残念でした。長野戦も簡明な勝ち筋を逃しています。反省点も多いですが、4勝1敗1引き分けで7位とまずまずの好成績を挙げることができました。パリオープン優勝の大森五段も5勝1敗で6位。海外遠征の効果が出たのかもしれませんね。


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王座戦

王座戦は山川七段が優勝! 麻布オセロ部の出身者がメジャー大会の無差別部門で優勝するのはこれが初めてだと思います。本当におめでとう。世界大会とワールドカップでの活躍を期待しています。

今日はとても楽しい大会だったのですが、表彰式での私語の多さが気になりました。太い柱が多くてスピーチをしている人の姿が見えないというこの会場独特の事情もありますが、やはりスピーチ中の私語は周りの聴衆の迷惑です。なによりスピーチをしている方に対して失礼です。皆さん、マナーを守って良い大会にしましょう!!

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