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流山オープン②

後半3試合です。


4回戦
●結城皓征 Yuki Kousei
○村上 健 Murakami Takeshi

結城二段は小学五年生でオセロ歴はまだ二年とのこと。ポーカーフェイスでじっくりと読む対局態度が素晴らしく、将来有望と感じました。17はd1の方が良さそうです。以下白やや優勢。32は最初はh6に取る予定だったのですが、その後黒e7→白d8→黒e8…で自信が持てず方針変更。37はf8→白e7→黒g7…の方が嫌でした。本譜37だと38!でブラックラインを通し、これで白が確実に勝てそうな気がしました。しかしゼブラによれば37はf8でもe7でも白+4の形勢。実質的な敗着は41。ここは黒b8!か黒c8でまだまだ難しい形勢でした。42以下は簡明な白の勝ち局面です。



5回戦
●渡辺敬一 Watanabe Keiichi
○村上 健 Murakami Takeshi

序盤9はd1やe2がベター。本譜9は悪手で白かなり優勢になりました。しかしここから黒が粘ります。特に29~31がうまく、普通に32h5は黒h3の時に白h4に入れずまずい雰囲気です。白は優勢を維持していると感じましたが、渡辺二段はもの凄い集中力で読みに没入し、少しも隙を見せません。私も負けずに長考で応じ、なんとか中盤の貯金を守ったまま終局することができました。最後は二人とも残り時間が僅かで、お互いに「全力を出し切った!」という感じの対局でした。



6回戦
●羽田 潤 Hada Jun
○村上 健 Murakami Takeshi

序盤は白の優勢を感じたのですが、20~28の打ち方は失敗したと思いました。左辺に黒から3手打たせたのはやはり損に思えます。29はe8を予測していたので、実戦h6は少し有難く感じました。30f4と相手の好所に先着して優勢を感じたのですが、31が好手! 普通に白d8だと黒g3が好手になります。長考の末にこの展開では勝てないと判断して32g5へ。しかし黒d8と打たれるとかなり厳しい形勢だと感じていました。33が敗着。ここはやはり黒d8→白f7→黒h4がよく、これなら互角の形勢でした。34d8以下は比較的簡明な白の勝ち局面となりました。

久しぶりの全勝優勝で実に嬉しかったです。伏石で6連勝して全て好きな白を選ぶという幸運もありました。次の大会は来月のトリオオープンです。宮地初段、栗原二段と組み、昨年同様「麻布学園オセロ部」チームとして出場申し込みをしました。楽しみです。

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流山オープン①

昨日は流山オープンに参加しました。大雨の予報にも関わらず16名の選手が集まりました。


1回戦
●蓜島三弥 Haijima Mitsuya
○村上 健 Murakami Takeshi

14は以前も1~2回試したことのある手。19と打たれるとf3を狙われて白苦しそうですが、20が好手。これでf3の権利を奪回して粘っています。黒は27が悪手。ここはした方面ではなく上方面から黒f2→白f1→黒d2…と進めれば互角だったようです。28以下急に良くなったと感じたのですが34は悪手。やはりここはa5と割り込むべきでした。35が好手で白も難しい形になりました。36は長考。第一感は白c2ですが、黒e2と切り返されて苦しそうです(ゼブラによればこの展開は白-2)。37~39は白を安心させた面があります。この利きは残して37e1がベターでした(黒-2の形勢)。40もc2、c1、d1、e1と選択肢が多く長考。実戦42までの展開を想定し、43b2なら白b7、b8なら白f7、f2なら白g7で白勝と判断。この判断は正しかったようです。実質的敗着は47。ここはf8!が気のつきにくい絶好手。白がh8と隅を取ると黒b7で逆転です(白a8→黒g8の時にh7が黒の余裕手になる)。47f8→白h7も黒g8→白h1→黒h8…で白負け。白は47f8→白g8→黒h8→白h7と進めるしかありませんが、次に黒g2!で沢山の石を取られ、僅か白+4の形勢でした。実戦48以下は白の快勝となりました。



2回戦
●田山 翼 Tayama Tsubasa
○村上 健 Murakami Takeshi

23は24と代わってあまり得になっていないようです。ここは単にf2と打つべきでした。27が恐らく敗着。ここはf7と窪みに固める手がよく、これならまだこれからの試合でした。28以降は白勝勢となりました。



3回戦
●赤木達郎 Akagi Tatsurou
○村上 健 Murakami Takeshi

12あたりから早くも未知の展開になります。15はやや疑問。ここは黒a4→白a5→黒f3!がうまい手順で互角。17もb5と打つべきでした。実戦17はb6→b5の連打を狙った手ですが、実戦の展開で黒はb5に打てなくなってしまいました。28~30は長考の所産。29でg4なら白f6、31でg4でも白f7があるため、実戦31まではほぼ必然です。そこで32と黒に手を渡し、黒b8なら白c8→黒e8→白f6…、黒g4なら実戦のような展開で優勢を維持していると読みました。38は白唯一の勝ち手(+4形勢)。39は疑問。ここはb7と打たれるのが嫌でした。白はc8がほぼ必然で、これなら黒g3やh3からブラックラインを切って黒a8とする手が残ります。42ではb7とh6があります。前述のような理由(白b7だと後にブラックラインを切られて黒a8が残る)からh6の一手だと思ったのですが、ゼブラによるとb7が白+8でh6は白+2! この違いは微妙すぎて私には理解できません…。実質的敗着は45。ここはb2が最善。私は「黒b2なら白g3でホワイトラインを切り、それを切り返す黒h2は白h1で結局上辺を取れるので白良し」と読んでいました。もしかしたら赤木三段も同様の読みだったかもしれません。しかし45b2→白g3には黒h4!でブラックラインを切る手ができるのです。これならh1が黒のものになり、微差(白+2)の形勢でした。しかし局面はまだまだ難解。46の第一感はg3ですが、以下黒g5→白g7(この手でh3は黒b2で負け)→黒h3!→白h1→黒h2→白a1→黒g8!で負けと読みました(棋譜の右下のPutの左の□をクリックすると盤面の色が変わり好きな手順を進められるようになります。ぜひ上記手順も並べてみて下さい)。しかしこれは読み間違いで、46g3→黒g5→白g7→黒h3の次に白b2!とする絶好手があり、黒h7から上辺と左辺を黒に取られても白h1→h2の連打を確保して白勝ちなのでした。48は唯一の勝ち手。52は白g3→黒h2で白a8を作るのが第一感でしたが、「右上は白g3→黒h2よりも黒g3→白h2の方が石が残る」と考えてしまいました。しかし53に打たれて「白h2は黒g7→白??→黒h7で右端2列をゴッソリ取られ、おまけに白a8の種石(g2)も消える!」という事に気が付いて愕然としました。情けない読み落としですが、それでも白g8からの実戦の寄せ手順で白に残っていることを数えてホッとしました。ちなみに54で白h2は上記のような展開で白の引き分け負けになります。薄氷を踏むような勝利でした。

残り3試合はまた後で。

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