So-net無料ブログ作成

榎本戦より

48.png
白番。最善手は?

先ほど打った対局から。黒が榎本康熙六段、白が私です。私はここで間違えてしまいました。考慮時間30秒。

nice!(0)  コメント(3) 

長野五段の感覚

今日の練習が終わって部屋に戻りました。毎日9時過ぎまでオセロを打つのでかなり体力が要ります。今日の最後の試合をご紹介します。


次黒番
●長野泰志Nagano Yasushi
○村上 健 Murakami Takeshi

大学受験のために一年浪人していた長野五段が東京大学に合格し、春合宿に参加しています。浪人中のブランクのためかいまひとつの成績ですが、この試合は強かったです。対局後に「終盤白に勝ちはなさそうだけど、白はどこが悪かったかな?」と私が聞くと間髪を入れずに「この手が緩かったと思います」と答えました。

さきほどゼブラで解析したところ、白36と打たれた図の局面で形勢は引き分け。その後ある白の手を境に形勢が黒優勢になり、以後双方に石損はあるものの黒勝ちは動きませんでした。そしてそのゼブラが示した白の緩手は、先ほどまさに長野五段が指摘した手だったのです。彼の感覚の鋭さに感嘆しました。

読者の皆さんもぜひ図の局面から一手ずつ手を進め、形勢の均衡を破った白の悪手はどれか考えてみて下さい。当たった方は長野五段と同じぐらい強いと言えます。

nice!(2)  コメント(8) 

詰めオセロ解答

皆さんコメントをありがとうございました!


白番。最善手は?
●小澤 功 Ozawa Takumi
○村上 健 Murakami Takeshi


これは昨日打ったスイス方式の5回戦です。中盤を過ぎたあたりでかなり私が優勢だったのですが、緩い手を何手か打って形勢急接近。問題図の局面で残り時間が1分近くあったのが幸いして間違えずに寄せることができました。

最初に白b7を読んだのですが、でってぃうさん御指摘の通り以下黒a6→白a5→黒a8→白b8で引き分けです。次にはせらさん御指摘の白a6→黒a5→白b7→黒b8→白a8を読みました。これで白6石勝ち。しかし白a6には黒b8!があることに気付きました。以下佐谷さん御指摘の通り白a8→黒a5→白パス→黒b7です。「連打されては足りないだろう」と思って焦ったのですが、幸い残り時間がまだあったので白2石勝ちを数えることができました。

松本さん、名人戦では久しぶりにお会いできて嬉しかったです。できれば対戦したかったのですが、130人以上も参加しているとなかなか当たりませんね。次回対戦できるのを楽しみにしています。

nice!(0)  コメント(3) 

詰めオセロ

47.png
●小澤 ○村上 白の最善手は?

nice!(0)  コメント(7) 

春合宿

今日からオセロ部の春合宿です。OBや東大オセロ部(GORO)のメンバーも参加して22名です。場所は湯河原の杉の宿。囲碁や将棋で有名な宿ですが、オセロ盤や対局時計も置いてあるので道具を持参する必要がありません。食事も美味しく、もう20年以上もオセロ部の合宿をここで行っています。

11時に湯河原駅前に集合し、タクシーで宿に。昼ご飯をいただいてから開会式です。開会式では参加者が順番に自己紹介や合宿の抱負を述べます。それから20分持ちスイス方式の6回戦。この最初の大会で参加者は上から順にAリーグ(6名)、Bリーグ(8名)、Cリーグ(8名)に分けられます。あとは合宿を通じて何度もリーグ戦を行いますが、各リーグの上位2名が一つ上のリーグに移動し、下位2名が下のリーグに陥落するため、みなとても真剣です。プロ将棋のリーグ戦を真似したこのシステムももう20年くらい変わらず続いています。

夕食後は総当たりブリッツ戦(持ち時間各2分)、ペアオセロ、負けオセロ(終局時に石の少ない方が勝ち)、オクトリバーシー(縦横斜め、どこかのラインに自分の色が8個並んだら勝ち)、オセロシンパシー(多数決で着手を決めるチーム戦)など、余興的な競技を行います。

スイス方式の3回戦をご紹介します。



●村上 健 Murakami Takeshi
○榎本康熙Enomoto Yasuhiro

この試合はなかなかの好局ですが、私の53がポカ。持ち時間が30秒は残っていたのに恥ずかしい限りです。左下を連打させては黒勝てません。53の正解はh6。ここで白d8なら黒b8で中を大きく取って逆転です。h6に対する白の最善手はa8。以下黒b8となった時にもし白d8なら右下がハイパー偶数になって黒勝。では黒b8に対して白はどう打つべきでしょうか?

正解は白h7! 白がどこかに1手余裕手を持っている時にはこの手が普通ですが、d8は白の余裕手とは言えません(黒からも打てる)。なのでちょっと盲点になる手です。榎本六段の持ち時間も少なかったので、53で黒h6と打っていればまだ逆転の可能性が残っていました。実戦53は相手に間違える余地を残さない大悪手でした。

この試合には敗れたものの、後を全勝して優勝することができました。

nice!(0)  コメント(0) 

末國九段の言葉

先日の名人戦で決勝戦が終わった後、短時間末國九段にインタビューをしました。その中で「末國さんは終盤が非常に強いですが、詰めオセロなどで練習しているのですか?」と私が尋ねたところ、「詰めオセロも勉強になるとは思いますが、実戦で大切なのは中盤から終盤にかけていかに構想を立てるかということなので、実戦が一番の勉強になります」との答えが返ってきたのがとても印象に残りました。

私は家庭の事情もあるので月に2回大会に参加できれば多い方です。恐らく平均の実戦数は月に10試合程度でしょう。しかしこれでは上達にも限りがあります。実戦(長時間持ちの生オセロ)の数を増やすように今後努力しようと思いました。

ところで明日から麻布学園オセロ部の春合宿です。年に2回だけですが、4泊5日のあいだ朝から晩までオセロの実戦に明け暮れる貴重な練習の機会なので、無駄にしないように集中したいと思います。

nice!(0)  コメント(0) 

寿帰国

今朝の朝日新聞に載っていた記事です。寿退社はよく聞きますが、寿帰国という言葉は初めて聞きました。

P1010480.jpg

私はシンガポールに2度行ったのですが(1回目は仕事、2回目はオセロワールドカップ参加)、どちらもとても思い出深い経験でした。以来新聞や雑誌に「シンガポール」という言葉を見つけると、吸い寄せられるように読んでしまいます。

nice!(0)  コメント(0) 

Othello News

Othello News (http://othellonews.weebly.com/)という世界中のオセロ大会の様子を伝える素晴らしいサイトがあります。Trees van Seggelenさんというオランダ人の女性が運営しているのですが、そのニュースコーナー(http://othellonews.weebly.com/news.html)には日本の大会の様子もよく報じられています。

先日「名人戦の棋譜を一つ送ってもらえませんか?」とTreesさんからメールが来たので初戦の山川七段との試合を送りました。その時に書き添えた短いコメントもそのまま載せてくれています。名人戦の写真も沢山載っているので、興味のある方はぜひ覗いてみて下さい。

ところでTreesさんの家の庭で今桜が咲いているそうで、写真を添付してくれました。とても綺麗ですね。

peachblossom.JPG

nice!(2)  コメント(0) 

行列のできる法律相談所

名人戦の夜に初代ワールドカップチャンピオンの伊藤純哉七段がテレビ「行列のできる法律相談所」に出演しましたね!

P1010476.jpg
ビデオによる伊藤七段の紹介のあと、腕試しに東大卒のテレビ局スタッフと対戦した様子が放送されます。見事に盤面全て埋めてのパーフェクト勝ち!

P1010478.jpg
スタジオに登場した伊藤七段に司会の東野さんが「職業は?」「年齢は?」「彼女いるの?」等質問するのですが、伊藤七段は「それはちょっと」と全てノーコメント。

P1010479.jpg 
東野さんの「俺の質問に答えないのかよ!?」という感じの呆気に取られた表情が面白かったです。

P1010477.jpg
ちなみに伊藤七段の着ていたTシャツは、1月のワールカップの時にシンガポールのラッフルズホテルで買ったTシャツでした。

P1010473.jpg
次にスタジオに置かれたオセロ盤を使っての2面打ち。相手は元NHKアナウンサーの住吉美紀さんと、俳優の上遠野太洸さん。

P1010469.jpg
もちろん最初は伊藤七段の石(白)が少なく、挑戦者有利か?と思わせます。しかし見る見るうちに白石が増えていき…

P1010471.jpg
住吉さんの黒石は0個に!

P1010472.jpg
上遠野さんとの試合はかなりパーフェクトにするのが難しいように見えたのですが…

P1010474.jpg
巧妙な打ち回しで見事に伊藤七段のパーフェクト勝ち!

P1010475.jpg
渡部さんから世界一を認定するバッジをもらった伊藤チャンピオン。とても楽しい番組でしたね。伊藤さんお疲れ様でした!

nice!(0)  コメント(0) 

名人戦

日曜日は名人戦に参加しました。初めての大阪開催です。私は家庭の事情で日帰り参加。朝6:00時品川始発の新幹線に乗って行き、大会終了後は新大阪6:30発の新幹線で帰りました。

白を持った時のバリエーションを増やそうとここ数大会は縦取りを試みていたのですが、付け焼刃ではなかなか勝てません。今日は白を持ったらいつもの斜め取りで行こうと決めていました。伏石で勝った時は白を選び、負けた時も相手が皆引き分け勝を選んだので、結果的に7試合全て得意の白番を持つことができました。


1回戦
●山川高志 Yamakawa Takashi
○村上 健 Murakami Takeshi

いきなり山川王座と対戦! 途中までなかなかうまく打てたのですが、40が悪手。ここは平凡に白g3と埋めるべきでした。以下黒h4→白g5→黒h6でc7~g3の斜めラインを白通しにするのが正しい構想で、その後白f8→黒g8→白f7→黒g6→白h1→黒b2→白b7!できれいに詰めることができます。残念ながらここまで読むことができず実戦は40白b7。以下b1に白から打てない1個空きを作らされて苦戦です。黒49はb8が第一感ですが、左下の白連打が含みになって後が難しそうです(黒+10)。長考の末に山川七段は黒h2! 「双方が打てる左下の3個空きに白から先着させる」「黒からしか打てないh2の1個空きを潰す」「右辺をただで白に与えてしまう」というマイナス面ばかり目につく手ですが、あとはほぼ一本道で黒の4石勝ちです。勿論山川七段は勝ちを読み切っての着手で、その着想と正確な読みに感嘆しました。



2回戦
●中山貴博 Nakayama Takahiro
○村上 健 Murakami Takeshi

序盤から徐々に白が良くなったのですが、26がその優勢を失う悪手。ここは2方向に石を返すもののc5が最善でした。ところが27が悪手のお返し。ここはc5に埋め、以下白g6→黒e7!なら互角の展開でした。実戦27→28の交換は「外と内」の交換になっており黒の損。以降は白勝勢です。



3回戦
●堀内惠子 Horiuchi Keiko
○村上 健 Murakami Takeshi

序盤から徐々に白が優勢に。黒は上辺と右辺に作った形が悪く、粘れない形になってしまいました。



4回戦
●佐藤裕貴 Sato Hirotaka
○村上 健 Murakami Takeshi

黒21~29が好手順。途中でうまい変化もなさそうです。30で長考したのですが結局b3へ。しかしこれが疑問手だったようです。皆さんが白だったら30でどう打ちますか?

正解は白f7→黒b8→白d8→黒g8→白b3。これが実にうまい手順で、次に黒g6なら白f3。黒e2やf2なら白g7!がうまく黒はホワイトラインを切ることができません。実戦は32でd8なら黒f7!で困ります。32~34は苦し紛れの手順。次黒g8で白負けを覚悟していたのですが…。少考の後に打たれた35f2が痛恨の敗着! 36と打たれると、黒がどう打ってもいずれ左下が白の連打になってしまいます。



5回戦
●土屋圭史朗 Tsuchiya Keishiro
○村上 健 Murakami Takeshi

対戦前に土屋三段が「シマスケです」。なんと、私が常々お世話になっている「ピースケの終盤練習」の作者だったのです! ソフトに対するお礼を言ってから対局開始。序盤から未知の展開になりました。私の22はやり過ぎの悪手。ここは白c6→黒c7→白a6で白優勢でした。25はg3が嫌でした(白e1に打ちにくくなる)。30でf1は以下黒c1→白b1→黒g3でまずいと思ったのですが、実はそこで白f7!と打つ好手があって白優勢でした。34でc7は黒d8!で息が詰まります。双方残り時間が少なく悪手を打ち合って48まで。ここで黒はどう打つべきでしょうか?

正解は黒h1! 以下白g1→黒h5→白a1→黒a2!→白a6→黒b7!→白h7→黒h8→白a8→黒g8→白g7。これで黒の引き分け勝ちでした。



6回戦
●松本大志 Matsumoto Hiroshi
○村上 健 Murakami Takeshi

序盤から互角の接戦が続いて迎えた白46手目。ここで私の打った白g7は黒a4を強制して白h7に打つ狙い。この手は最善手だったのですが、あとの打ち方が難しくなりました。もう一つの最善手は46白e1! これなら黒の方が打ち方が難しく(普通に黒f1だと白g7で白2石勝ち形勢)、白有望局面でした。この48で白e1は遅く、黒h7!で大敗です。「なんで46でe1に当てておかなかったんだろう」と後悔したのですが、実は先ほども書いた通り46でe1もg7も同価値で引き分けの形勢。49はこの一手でこれで黒勝ちと私も松本六段も信じていたのですが、実は2石損の緩着(正解は黒h4)。つまり黒49と打たれた局面は白の2石勝ち形勢なのです。皆さんも白がどう寄せたら勝てるのかぜひ考えてみて下さい。

正解は白g1→黒h4→白a2! 白g1は第一感ですが、黒h4となった時に白はh2ぐらいしか思いつきませんでした。それでは白足りないので初手g1を切り捨ててしまったのです。白50での最善手順は白g1→黒h4→白a2!→黒h8→白g8→黒h2→白f1!→黒a1→白b2→黒g2!→白h1。白2石勝ち。なんともうまい寄せ手順です。これで2敗目を喫し、王座戦の出場権(5勝以上)を得るには次の試合を勝つことが必須となりました。



7回戦
●北野大地 Kitano Daichi
○村上 健 Murakami Takeshi

王座戦の出場権を賭けた4勝者同士の最終戦。相手は前日の名人戦中学生部門で優勝した北野三段。序盤はやや有利だと感じたのですが27が絶好手。この手を予想して26ではg3に打つべきでした。28~30は苦しい粘り。31は疑問。せっかく作らせた白から打てない1個空きを潰し、h4の黒石のせいで黒が左下方面に打ちにくくなっています(斜め右方面の白石も返るため)。ここは単にc7が良さそうです。敗着は恐らく33。黒d1→白b1の交換を入れてしまったために38が絶好手になってしまいました。上辺の交換なしに同じ進行なら白はd7に打てません。これならまだまだ先の長い試合でした。38となると黒がどう打っても偶数理論が効く形。46~48が偶数理論を維持する簡明な寄せ手順です。

初戦でいきなり負けてしまったのは残念でしたが、5勝2敗で王座戦の出場権を獲得できて非常に嬉しかったです。優勝は末國九段。中盤から終盤にかけての末國九段の構想の立て方は全く素晴らしいと思います。ぜひタイで頑張ってほしいですね!

nice!(1)  コメント(4) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。