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髙田戦より

これは春合宿の4日目に行われた10分持ちの試合です。どちらも残り時間は1分を切っている場面。ここで白はどう打ったでしょうか?


白番。白どう打つ?
●村上 健 Murakami Takeshi
○髙田千里 Takada Senri

オセロ部OBの髙田二段はなんと白g2! これには驚きました。この合宿を通じて一番意表を突かれた手だと思います。周りで観戦していた生徒達も「これは凄い」「神手だ!」と感心していました。さて黒はどう受けるべきでしょうか?

正解は黒a1。次に白a2なら黒b1と左上の手止まりを打ちます。以降白に左辺と下辺を与えても黒は上辺と右辺を味良く取って14石勝ちの形勢。黒a1に対して白e8なら黒g7!がうまく、結局白はa2に打つしかありません。しかし私は黒g7! これは悪手で以下乱戦に。時間がなく双方ほとんどノータイムで打ち最後は白が針落。しかし盤面は白の4石勝ちでした。

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フランス語84 (2012④)

この範囲で一番苦労したのは下線部です。直前のplutotは英語のratherにあたる単語で「どちらかというと」「むしろ」というような意味です。最初に聞いた時、下線部は形容詞で「どちらかというと???な機械」という構造だと思いました。ところが「キャローム」という発音に相当する綴りを何種類か辞書で引いてみたのですがどうしてもそのような単語を見つけることができません。calme(キャルム。「静かな」の意)という形容詞もあるので「これは形容詞だ」という先入観ができてしまい、その後何十回度聞いても一向に解決しなかったのです。

その後もフランス語の学習を続ける中で何度かqu’àという表現を見る機会がありました。これは接続詞のque(英語のthanに相当)と前置詞のà(英語のtoに相当)が合わさった形です。またl’homme(英語のthe manに相当。「人間」の意)という表現も頻繁に出てきました。潜在意識下に沈殿していた(?)これらの知識が、ある瞬間に結びついて「これはプリュトキャローム(どちらかというとキャロームな)ではなく、plutot qu’à l’homme(人間ではなくむしろ)だ!」と閃いたのです。実に嬉しかったです。

このように小さいながらも発見する喜びがあるので、フランス語の学習はやめられません。

無題.png
http://www.youtube.com/watch?v=N4WXwTIbmno(2:44~)

La plus récente version de la prophétie apocalyptique de 2012 vient d’un oracle attribué à la machine plutot qu’à l’homme. Ses concepteurs l’appellent le projet web-bot. À ses débuts à la fin des années quatre-vingt-dix, il s’aggissait d’un program visant à predire les cours de la bourse.
2012年に関する黙示録的な予言のうち最も最近のものは、人間ではなくコンピューターによって行われました。その開発者はこのプロジェクトをウェブボットと呼んでいます。1990年代後半にこのプロジェクトがスタートした時、それは株式市場の動向を予測することを目的にしたプログラムでした。 

Chaque fois qu’un individu fait un avertissement quelconque, il prédit l’avenir.
個人がなんらかの予告・警告を行う度に、彼は将来を予言しているのです。

Le conseiller financier George Ure a collaboré avec des associés pour développer un logiciel qui se sert de petit programme autonome appelé robot, ou agent logiciel, qui passe le web au peigne fin à la recherche de tuyau sous le monde de la finance. Les concepteurs font le pari suivant : en faisant un balayage systematique du langage du web, il compte obtenir un résumé de l’inconscient collective et par la même occasion une vision de l’avenir.
金融アドバイザーのジョージ・ウルは同僚と協力して、「ロボ」あるいは「探索ソフト」と呼ばれる小さな自動プログラムを利用するソフトウエアを開発しました。このソフトは金融界の情報を求めてウェブ情報を精査します。開発者たちは次のような予想を立てています。ウェブ上の言語情報を組織的にチェックすることで世界中の人々の無意識の動向を把握し、同時に将来発生する事態を把握することができるだろう、と。

J’oserais dire que c’est un aperçu d’un subconscient universel.
あえて言えば、これは世界中の人々の潜在意識をまとめたものです。

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榎本戦解答

はせらさん、でってぃうさん、アカギさんコメントをありがとうございました。皆さん正解です!


白番。最善手は?
●榎本康熙 Enomoto Yasuhiro
○村上 健 Murakami Takeshi

私は50をg5に打ってしまいました。これは大悪手で、黒b7とブラックラインを通されて白敗勢です。正解は皆さんご指摘の白g2! 次に黒g5でホワイトラインの黒通しを維持されるのが一瞬怖いのですが、白h3で黒に手を渡せば黒には悪手(b7とh2)しか残っていません。従って初手白g2に対して黒はh3でブラックラインを切るしかなく、以下でってぃうさん御指摘の手順(白g2→黒h3→白g5→黒h1→白h2→黒b1→白a1→黒b7→白a8→黒h7→白h8。見事最善です!)で白の6石勝ちでした。

冷静に局面を観察すれば、黒b7を防ぐために初手g2が必須であることは明らかなのですが、対戦中は全く気付きませんでした。終盤が弱すぎますね。。。しかしドラマはまだ終わっていません。皆さんもぜひ55まで局面を進めてみて下さい。第一感、次の黒はどこに打ちますか?

残り時間が少ない榎本六段は黒h2! 確かにこれは右上のような形における寄せの常形で、私も一瞬「当然の一手だな。これであっさり白負けか」と思いました。ところが白h3と打たれてみると、なんと黒は白a8を防げない形になっています!(黒g2には白h1)

56では黒h1→白パス→黒h2が正解。以下白h3→黒g2→双方パスで黒の10石勝ちでした。実戦は白の2石勝ち。オセロは恐ろしいですね。。。 

アカギさん、情報ありがとうございます。私も京都オープン参加したいのですが、シンガポールと名人戦で予算を使ってしまったので残念ながら参加できそうにありません。

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長野戦解答

皆さんコメントをありがとうございました!


次黒番
●長野泰志Nagano Yasushi
○村上 健 Murakami Takeshi

皆さんのコメントを読んで、長野五段の感覚が素晴らしいというよりもむしろ私の感覚が悪すぎたのかな、と思いました(苦笑)。恐らくこの局面のポイントは谷田さん御指摘の「黒にh4→g4の連打を与えないために、e3の白石を堅持する」ことだと思います。長野五段が40を緩手と断じた理由もまさにこの点でした。冷静にこの局面を見れば結構明らかなポイントなのに、対局中は全く気が付きませんでした(残り時間は2分ぐらいは残っていました)。

40の最善手(c7とd8)とf7の差は僅かに4石差(石2つ分)ですが、41以降全く白に勝ち筋が見い出せなかったことを考えるととても大きな4石差だったのだと思います。

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榎本戦より

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白番。最善手は?

先ほど打った対局から。黒が榎本康熙六段、白が私です。私はここで間違えてしまいました。考慮時間30秒。

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長野五段の感覚

今日の練習が終わって部屋に戻りました。毎日9時過ぎまでオセロを打つのでかなり体力が要ります。今日の最後の試合をご紹介します。


次黒番
●長野泰志Nagano Yasushi
○村上 健 Murakami Takeshi

大学受験のために一年浪人していた長野五段が東京大学に合格し、春合宿に参加しています。浪人中のブランクのためかいまひとつの成績ですが、この試合は強かったです。対局後に「終盤白に勝ちはなさそうだけど、白はどこが悪かったかな?」と私が聞くと間髪を入れずに「この手が緩かったと思います」と答えました。

さきほどゼブラで解析したところ、白36と打たれた図の局面で形勢は引き分け。その後ある白の手を境に形勢が黒優勢になり、以後双方に石損はあるものの黒勝ちは動きませんでした。そしてそのゼブラが示した白の緩手は、先ほどまさに長野五段が指摘した手だったのです。彼の感覚の鋭さに感嘆しました。

読者の皆さんもぜひ図の局面から一手ずつ手を進め、形勢の均衡を破った白の悪手はどれか考えてみて下さい。当たった方は長野五段と同じぐらい強いと言えます。

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詰めオセロ解答

皆さんコメントをありがとうございました!


白番。最善手は?
●小澤 功 Ozawa Takumi
○村上 健 Murakami Takeshi


これは昨日打ったスイス方式の5回戦です。中盤を過ぎたあたりでかなり私が優勢だったのですが、緩い手を何手か打って形勢急接近。問題図の局面で残り時間が1分近くあったのが幸いして間違えずに寄せることができました。

最初に白b7を読んだのですが、でってぃうさん御指摘の通り以下黒a6→白a5→黒a8→白b8で引き分けです。次にはせらさん御指摘の白a6→黒a5→白b7→黒b8→白a8を読みました。これで白6石勝ち。しかし白a6には黒b8!があることに気付きました。以下佐谷さん御指摘の通り白a8→黒a5→白パス→黒b7です。「連打されては足りないだろう」と思って焦ったのですが、幸い残り時間がまだあったので白2石勝ちを数えることができました。

松本さん、名人戦では久しぶりにお会いできて嬉しかったです。できれば対戦したかったのですが、130人以上も参加しているとなかなか当たりませんね。次回対戦できるのを楽しみにしています。

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詰めオセロ

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●小澤 ○村上 白の最善手は?

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春合宿

今日からオセロ部の春合宿です。OBや東大オセロ部(GORO)のメンバーも参加して22名です。場所は湯河原の杉の宿。囲碁や将棋で有名な宿ですが、オセロ盤や対局時計も置いてあるので道具を持参する必要がありません。食事も美味しく、もう20年以上もオセロ部の合宿をここで行っています。

11時に湯河原駅前に集合し、タクシーで宿に。昼ご飯をいただいてから開会式です。開会式では参加者が順番に自己紹介や合宿の抱負を述べます。それから20分持ちスイス方式の6回戦。この最初の大会で参加者は上から順にAリーグ(6名)、Bリーグ(8名)、Cリーグ(8名)に分けられます。あとは合宿を通じて何度もリーグ戦を行いますが、各リーグの上位2名が一つ上のリーグに移動し、下位2名が下のリーグに陥落するため、みなとても真剣です。プロ将棋のリーグ戦を真似したこのシステムももう20年くらい変わらず続いています。

夕食後は総当たりブリッツ戦(持ち時間各2分)、ペアオセロ、負けオセロ(終局時に石の少ない方が勝ち)、オクトリバーシー(縦横斜め、どこかのラインに自分の色が8個並んだら勝ち)、オセロシンパシー(多数決で着手を決めるチーム戦)など、余興的な競技を行います。

スイス方式の3回戦をご紹介します。



●村上 健 Murakami Takeshi
○榎本康熙Enomoto Yasuhiro

この試合はなかなかの好局ですが、私の53がポカ。持ち時間が30秒は残っていたのに恥ずかしい限りです。左下を連打させては黒勝てません。53の正解はh6。ここで白d8なら黒b8で中を大きく取って逆転です。h6に対する白の最善手はa8。以下黒b8となった時にもし白d8なら右下がハイパー偶数になって黒勝。では黒b8に対して白はどう打つべきでしょうか?

正解は白h7! 白がどこかに1手余裕手を持っている時にはこの手が普通ですが、d8は白の余裕手とは言えません(黒からも打てる)。なのでちょっと盲点になる手です。榎本六段の持ち時間も少なかったので、53で黒h6と打っていればまだ逆転の可能性が残っていました。実戦53は相手に間違える余地を残さない大悪手でした。

この試合には敗れたものの、後を全勝して優勝することができました。

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末國九段の言葉

先日の名人戦で決勝戦が終わった後、短時間末國九段にインタビューをしました。その中で「末國さんは終盤が非常に強いですが、詰めオセロなどで練習しているのですか?」と私が尋ねたところ、「詰めオセロも勉強になるとは思いますが、実戦で大切なのは中盤から終盤にかけていかに構想を立てるかということなので、実戦が一番の勉強になります」との答えが返ってきたのがとても印象に残りました。

私は家庭の事情もあるので月に2回大会に参加できれば多い方です。恐らく平均の実戦数は月に10試合程度でしょう。しかしこれでは上達にも限りがあります。実戦(長時間持ちの生オセロ)の数を増やすように今後努力しようと思いました。

ところで明日から麻布学園オセロ部の春合宿です。年に2回だけですが、4泊5日のあいだ朝から晩までオセロの実戦に明け暮れる貴重な練習の機会なので、無駄にしないように集中したいと思います。

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